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2020/06/25 15:33
こんにちは出雲物産館です。皆さん出雲そばは知っていますか?聞いたことがあるけど、食べたことがないという方が多いと思います。出雲そばは、蕎麦の実と甘皮も挽いた色も濃く、香りと風味が強い蕎麦が特徴です。麺は蕎麦の実の黒色をしており、栄養価に富んでいます。出雲の人たちは、冷たい蕎麦は割子そばで、温かい蕎麦は釜揚げそばで食します。
割子そばは3段の重なった赤い丸い器にそばを入れ、上から順番につゆをかけ食べていきます。1段食べ終わると器に残ったつゆを、次の器に入れて空の器を下に重ねていきます。3段目のつゆは最後そば湯にいれて飲みます。1段2段の旨味が3段目に移るので3段目が一番おいしいという人もいますが、私には分かりませんどの段も美味しいです(笑)。お店で初めて食される方は食べ方が分からず戸惑われるため、食べ方の説明書を用意しています。
釜揚げそばは出雲地方で神々が集まる旧暦の10月に「神在祭」が開かれますが、昔は屋台がでて暖かい蕎麦をだしたのが由来らしいです。茹でた蕎麦にとろみのあるそば湯を入れます。お好みでつゆを入れ食します。
出雲大社周辺には美味しい蕎麦屋さんがたくさんあります。出雲物産館に隣接する「そば処吉兆」もおすすめです。自分の舌に合う蕎麦を見つけるのも楽しみではないかと思います。またちょっとお試しで、オンラインショップでのご購入はいかがでしょうか。いろいろな出雲そばを食べ比べてください。